2022年に読んだ本

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74冊か、よく読んだな~! でも去年は84冊だったのでめっちゃ減ったな感はある。年100冊の目標は遠い。

ブクログの星評価は☆5…最高!紙で手元に残したい! ☆4…この作家の他の作品も絶対読む! ☆3…よかった! ☆2…この作家の本はもう読まないかなぁ ☆1…読むのが苦痛だった という基準でつけてます

 

今年の読書傾向は我孫子武丸の「眠り姫とバンパイア」で決まったと言っても過言じゃない。まあひさびさに我孫子武丸読もうと思ったきっかけは修羅の家のほうだったんだけどこれはさすがに尼崎すぎてな~。いや尼崎すぎるのは個人的には別にいいんだけど、オチが雑すぎてな…殺戮にいたる病超えって言ってたのに全然だったんだけど!!??(思い出しギレ)

まあとにかく眠り姫とバンパイアがめっちゃよかったのでミステリーランド(「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」というテーマで相関された児童書ミステリシリーズ)を全部読もう!と思って刊行順どおりに読み進めてるんですけど、なんか、おまえら児童書をなんだと思ってんだよ!的な作家が…ちらほらと…ネッ……特に麻耶雄嵩おまえだよおまえ。子どもに何を読ませてんだ。少年少女ははやみねかおるを読め。

まあミステリーランド、結局まだ全部読めてないんですけど執筆陣が豪華なだけあって児童書コンセプトとはいえめっちゃ読み応えがあっていい。しかも児童書なので文字が大きくて読みやすい、読書に疲れてる人にオススメ!(どういうオススメ?)

まだ全部読みきれてないから確定ではないけど、今のところミステリーランドで一番良かったのは透明人間の納屋です。これは私の島田荘司への偏見が結果的に良い方向に働いたパターン。

 

あとは「ペーパー・リリィ」とか「あのこは貴族」とか、シスターフッド的なものを何冊か読んだのが個人的には新規ジャンル開拓。なにせ人が死ぬ話しか読んでこなかったもので…

 

人が死ぬ話(ミステリーランドは除外)では、澤村伊智の「邪教の子」がダントツ良かった。クオリティというか好みの問題。去年読んだ予言の島が良かったので澤村伊智もガーッと読みたいと思ってたんだけど結局邪教の子しか読めなかったな…悔しい…

でも邪教の子、昨今のニュースなどを考えると余計なノイズで読書に集中できなくなりそうだったからさっさと読めちゃってよかった。こういうのも含めてめぐり合わせだよね~。

人が死ぬ話系列では江戸川乱歩賞を死ぬまでに全部読破してやる!と思ってるんだけど、今年はミステリーランドにかまけてたせいもあって全然消化できなくて無念。